令和3年度 会長所信

会長所信 令和3年度会長 並木 源幸(なみき もとゆき)

 成田商工会議所青年部(以下:成田YEG)は、成田を中心とした「地域」における45歳以下の青年経済人により構成される団体です。

 

いまその「地域」はどうなっているでしょうか。一言で表すならば、それは「逆境」です。

 

もちろん日本全国がそうではあるでしょう。しかし、国際都市にして観光都市という側面を併せ持つ成田にとって、コロナ禍による影響は特に甚大なものがあります。一例としてあげるならば、例年比で成田空港利用者数は1割以下、成田山新勝寺参拝客数は3割以下との計測であり、それに伴う経済活動の減少は著しいものです。

 

 

 

 そうしたなかで成田YEGは何ができるでしょうか。日本商工会議所の創設者 渋沢栄一翁は著書「論語と算盤」の中で、「逆境に立たされた場合、どんな人でもまず、自分に与えられた社会のなかでの役割分担だと覚悟を決めるのが唯一の策」であると述べられました。ならば、綱領、指針、およびYEG宣言のどれにおいても表明されているように、経済活動を通じて地域再生を支援することこそが成田YEGに与えられた「社会のなかでの役割分担」ではないでしょうか。

 

 

 

 そこで令和3年度のスローガンは、再生の願いをこめて「AND AGAIN」と致しました。コロナ禍からの再生、地元地域の再発見、成田YEGメンバーの絆を再確認、また、昨年度未開催事業については、意思を引き継ぎ再挑戦します。

 

 

 

 まず、事業所の再生と支援のために、助成金制度や経営計画等、即効性のある研修事業を行います。そして一時的なイベントで終わることなく、継続的な支援事業の提案を求めます。

 

また、成田周辺をもふくめた地域の連携を強固なものとし、地域を改めて知ることで地域再生をめざします。もちろんそのためにはもっとも近しい仲間、成田YEGメンバーのことを知ることが必要です。そこで実際に会うことが難しいときにも、YEGメンバー間での迅速な対応を可能にするため、デジタル化を推進します。これは普段様々な事情から事業への参加が難しい成田YEGメンバーにも参加しやすくすることで、お互いの事業にプラスになることを願うものです。加えて外部への発信力を強化するためでもあります。

 

刻一刻と変わり続ける状況に応じて速やかに、臨機応変に、対応していきましょう。

 

 

 

みなさん、一緒に成田を、そして日本を再び元気にしましょう。